Friday, January 25, 2013

愛知県で福祉医療見直しへ、費用増と財政難で


愛知県は、県と市町村で全額負担している子どもや障害者などの医療に対し、一部負担と所得制限を設ける方針を決め、24日に県議会各会派に見直しの素案を示した。一部負担は2014年度、所得制限は17年度の導入を目指す。  これまで愛知県の福祉医療は「全国トップレベル」(関係者)だったが、08年のリーマン・ショック以降の税収減で県財政が厳しい中、高齢化や1人当たりの医療費の増額で費用が年々増え、見直しを決めた。  素案は、負担金について(1)通院1回300円、入院1日100円(2)通院1回500円、入院1日500円(3)通院・入院とも1カ月1医療機関で500円―の3案を提示。所得制限は既に導入している他県と同様の基準とした。導入後も9割以上が助成対象となる。  市町村や医師会などと協議し、最終案を今年6月にも定めるとしているが、県の制度に上乗せして独自の福祉医療を設けている市町村では負担増につながることなどから、関係者からは「導入は容易ではない」との声も上がる。  愛知県の福祉医療事業費は05年度が約167億円だったが、制度拡充などで11年度には約233億円となっている。(山陽)

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