長崎市の日赤長崎原爆病院は2日、2012年度に入院した被爆者1960人のうち、がん患者が過去10年で最多の780人だったと明らかにした。朝長万左男院長は「被爆者が高齢化し、今後がんの発生が増える可能性がある」として傾向を注視する必要性を指摘した。
入院被爆者は前年より49人増え、平均年齢は77・3歳。780人の内訳は肺がんが238人、白血病が23人、血液の幹細胞に異常が生じるがん「骨髄異形成症候群」は58人だった。
複数の部位にがんを患う「多重がん」の被爆者も30人が入院した。朝長院長は「多重がんは近距離で被爆した人に多い。過去5年続けて発症が確認されていて、今後も同様の傾向が続くと考えられる」と説明した。
原爆症認定申請に関する病院への相談は前年比107件減の96件だった。(山陽)
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