福島県内の医療機関を2012年9月に退院した患者の平均在院日数は28・3日で、08年の前回調査より6・7日短くなったことが22日、厚生労働省が公表した同県分の患者調査で分かった。直近の11年の全国調査では短縮幅は2・8日にとどまっており、福島県で入院期間が顕著に短くなった。
厚労省は、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の影響で同県内の医療機関数が減ったことを挙げ「限られた病床を有効に使うため、入院日数が短くなった可能性がある」と指摘している。
患者調査は3年ごとに実施し、9月の1カ月間の退院状況を調べている。11年の全国調査では福島県が震災の影響で対象から除外されたため、12年に福島県分だけを調査した。無作為抽出した病院と診療所計239施設を退院した、約1万8千人の患者の状況を基に算出した。
平均在院日数は28・3日で、08年の35・0日から6・7日の短縮。一方、全国は11年が32・8日で、08年の35・6日から2・8日短くなった。
厚労省の別の調査では、福島県内の12年10月時点の医療機関数は、病院が130で10年から10減、歯科を除く一般診療所が1397で同60減と、休止や廃止による減少が目立った。(山陽)
0 Comments:
Post a Comment
<< Home