全国有床診療所連絡協議会(福岡市)は5日、全国の診療所を対象に実施した防火態勢のアンケート中間集計で、9割以上がスプリンクラーを設置していないことが分かったと発表した。
設置には2千万円はかかるとされ、協議会関係者は「負担は重く、公的支援が必要だ」と訴えている。
調査は、先月11日に発生し10人が死亡した福岡市の有床診療所「安部整形外科」の火災を受けて行われた。
中間集計がまとまった有床・無床診療所施設約800施設のうち、757施設がスプリンクラーを設置していなかった。
診療所のスプリンクラー設置は、延べ床面積6千平方メートル以下であれば義務はなく、大半の診療所が義務化の対象外だという。
未設置とした施設に対し、今後義務化された場合の対応を質問したところ、「補助金等の支援があれば設置する」との回答が最も多く、半数以上の435施設。次いで多かったのが「病床の廃止を検討する」で、2割超の188施設に達した。
連絡協議会は、今回の結果を、総務省消防庁が7日に開く有識者会議に報告する。(山陽)
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