東京都医学総合研究所などのチームは7日、毒性の強いH5N1型の鳥インフルエンザウイルスを従来の50倍以上の感度で検出できる診断法を開発したと発表した。研究には北海道大や熊本大も参加した。
鼻や喉の粘膜をぬぐって、手のひらに乗るほどの大きさの検査キットの上に垂らせば15分程度で診断でき、治療や感染拡大防止策などの措置が素早くとれるようになる可能性がある。
チームは、妊娠やインフルエンザの検査で既に使われている「イムノクロマト法」を改良。H5N1型に関連する抗体に微少な蛍光色素を結合させるとともに、この蛍光色素を高感度で測定できる機器を開発した。
これまでの方法では一部のH5型ウイルスにしか反応しなかったが、チームは今回、抗体を新たに開発。さまざまなタイプのH5型ウイルスを検出できることも確認した。
H5N1型は致死性が高い上に、インドネシアやベトナムなどで発症例が毎年のように確認されており、効率的な診断法の確立が求められている。チームは「こうした国々での導入を目指す」としている。(山陽)
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