Wednesday, November 13, 2013

1200人分の遺伝子情報厚労省、難病研究に一般公開


厚生労働省研究班(研究代表者・松田文彦京都大教授)は12日、難病などの患者の遺伝子変異と比較するため、健康な日本人1200人余りの遺伝子情報データベースを作ったと発表した。一般向けに公開し、病気の原因究明に役立てたいとしている。  健康な人の間でも、DNAの塩基配列には300万カ所以上の違いがある。このため、どの変異が病気の原因となるかを突き止めるには、健康な人の多様な遺伝子情報と比較する必要があるが、これまでは欧米人を中心としたデータベースしかなかった。  チームは、研究班に加わる病院の患者家族やボランティアの協力を得て、1208人分の遺伝子情報を蓄積。匿名化して京都大ゲノム医学センターのホームページで公開した。  研究班の辻省次東京大教授(神経内科)は「これまでは個々の研究室が手持ちの情報で調べるしかなかった。病気の発症の仕組みの解明など、遺伝子情報を使った医学研究の加速が期待できる」と話した。  研究班は健康な人の遺伝子情報のほか、難病や治療法が確立されていないまれな病気の遺伝子変異も登録し、データベースを充実させる方針。(山陽)

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