Monday, March 10, 2014

日中の医師が相互訪問 岡山と洛陽市、技術学ぶ


 岡山市と中国河南省の洛陽市の医師が、互いに相手国を訪問し医療技術を学ぶ交流を約4年にわたり続けている。日中友好協会によると、両国の自治体レベルでの医療交流は全国的にも珍しい。  両市は友好都市関係にある。岡山市日中友好協会に所属する医師の提案をきっかけに2010年から相互訪問が始まった。年2、3回の頻度で、医師は病院で診療や手術を見学し、保険制度などについて意見を交わす。12年には尖閣諸島をめぐる両国の緊張を受け、いったん中断したが、13年に復活。これまでに約60人の医師らが参加した。  13年はテーマを精神医療とし、双方の医師が2~3カ月間滞在した。岡山からは7月に岡山県精神科医療センターの関英一医師(54)が訪中し、中国の精神医療の実情を視察。「日本と同じ薬を使うケースが多く、西洋医学の浸透を実感した」と振り返った。  洛陽市からは11月に魏暁艶医師(38)が来日。認知症やうつ病の高齢者の医療が専門で「日本の高齢者医療は病院と福祉施設がしっかり連携している」と感想を語った。  交流の実現に携わった岡山旭東病院の土井章弘院長(74)は「中国も日本も医療で目指すところは同じ。今後は交流の輪をさらに広げていきたい。日中には緊張関係もあるが、人と人の絆が紛争を防ぐ免疫力にもなる」としている。(山陽)

0 Comments:

Post a Comment

<< Home