Tuesday, March 11, 2014

中国、鳥インフルで防止策示さず 全人代


中国で感染者が増えている鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)について、北京で開催中の全国人民代表大会(全人代=国会)では12日までに、複数の当局者が記者会見を行ったが、具体的な感染拡大防止策などは示さなかった。  中国政府が十分な説明を避けたことで、感染を抑え込む見通しが立っていないことが浮き彫りになった。ウイルス変異により人から人への感染が起きた場合、社会不安に発展する可能性もある。  国家衛生計画出産委員会の李斌主任は会見で感染報告システムが完備されていることだけをアピール。韓長賦農業相は感染拡大で影響を受けている養鶏業者に対する救済策の説明に終始した。  拡大防止対策に関する記者の質問を当局が遮るケースもあり、中国人記者からも不満の声が上がった。  会見場にいた中国人記者は「担当省庁内部では(緊急事態に備えて)緊張感を持って臨んでいる。ただ(習近平指導部は)社会不安を招くことを懸念し、情報の取り扱いに神経質になっている」と分析する。  2003年に大流行した新型肺炎(SARS)では中国当局の情報隠しが批判され、当時の衛生相と北京市長が更迭された。(山陽)

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