Tuesday, December 27, 2011

雄花調査でセシウム「影響なし」

林野庁は27日、東京電力福島第1原発事故で汚染された福島県のスギ林について、花粉をつくる雄花に含まれる放射性セシウム濃度の調査結果を発表した。浪江町で測定した雄花1キログラム当たり25万3千ベクレルが最大値で、同じ濃度の花粉が飛散しても、成人の被ばく量は最大でも1時間当たり0・000192マイクロシーベルトにとどまり、人体への影響はないレベルとしている。
 林野庁は10月にも、花粉に葉と同じ濃度の放射性セシウムが含まれるとの想定で試算。今回調査と同様、人体に影響がないとの結果だった。
 調査は福島県内の警戒区域、計画的避難区域を含む87カ所のスギ林で実施。雄花が花粉をつくる際、セシウムが濃縮しないことを確認した上で、人体への影響を最も大きく想定するため、2003~10年に関東地方で観測した中で最大の飛散量を用いて試算した。(山陽)

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