電気刺激でパーキンソン病に効果
腰曲がり改善と発表
産業医科大(北九州市)は22日、脊髄に直接、微弱な電気刺激を加えることで、パーキンソン病患者に多く見られる腰が極端に曲がる症状を改善する効果が確認できたとの研究結果を発表した。
産業医科大の魚住武則医師(神経内科)によると、外科手術で皮下に電気コードを埋め込み、脊髄に微弱な刺激を加える治療法で、従来は腰痛緩和の目的で行っている。
昨年秋以降、腰曲がりの強いパーキンソン病患者13人を対象に臨床試験をした結果、腰痛緩和に加え、大きな姿勢改善効果が全員に確認されたという。
パーキンソン病に伴う腰曲がりを改善する有力な治療法はこれまで見つかっておらず、魚住医師は「腰が曲がると歩行が困難になるなど生活への影響が大きい。保険適用の対象になるよう研究を続けたい」としている。
パーキンソン病は、脳内神経伝達物質の一種ドーパミンの減少により、筋肉のこわばりなどの症状が出る難病。(山陽) Tweet

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