厚生労働省の医薬品第2部会は20日、国内2社が開発したポリオ(小児まひ)の不活化ワクチンを含むジフテリア、百日ぜき、破傷風の4種混合ワクチンの製造販売を承認してよいとする意見をまとめた。ポリオ単独の不活化ワクチンが4月に承認されたが、4種混合は今回の2種類が初めて。
厚労省は「できるだけ速やかに手続きをしたい」として、2種類とも近く正式に承認し、11月から予防接種法に基づく乳幼児の定期接種に導入することを目指す。
ポリオの予防接種はこれまで、ごくまれに深刻なまひを引き起こす生ワクチンが使われてきた。保護者の不安の高まりなどを受け、厚労省は8月いっぱいで生ワクチンをやめ、9月にまず単独不活化ワクチンに切り替えることを決めている。
新たに承認されるのは、阪大微生物病研究会(大阪府吹田市)の「テトラビック」と、化学及血清療法研究所(熊本市)の「クアトロバック」。
標準的には、生後3カ月から1歳までの間に3回接種し、3回目の1年~1年半後に4回目の計4回を接種する。(山陽)
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