環境省は19日、微小粒子状物質「PM2・5」による大気汚染について、都道府県内の1カ所の測定局で1時間観測した数値を基に外出自粛などの注意喚起をするのは適当ではないとの見解をまとめ、各都道府県に通知した。
暫定指針では、午前5~7時のPM2・5濃度の平均値が複数の測定局で85マイクログラムを上回った場合、都道府県が住民に外出自粛などを呼び掛けることを推奨している。
だが、同省の調査では、秋田、富山、福井、鳥取、山口、熊本、大分の7県は「1測定局の1時間値」を基に注意喚起するかどうかを判断。このうち山口、熊本両県は3月に注意喚起した。
同省は「指針の運用は自治体の裁量に委ねており、見直しは求めない。各県と相談しながら運用改善を図りたい」としている。
測定地点は全国に約650カ所ある。PM2・5の観測をめぐっては、県内の測定地点が2~3局しかなかったり、数値がマイナスになる機器が見つかったりしており、精度に問題があるとの見方もある。(山陽)
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