理化学研究所と徳島大大学院などのグループは25日、睡眠の深さなどを約10分で判定できる手法を開発し、マウスを使った実験で有効性を実証したと発表した。
理研生命システム研究センター(神戸市)の砂川玄志郎リサーチアソシエイトは「大量の動物を使った短時間の判定が可能になり、睡眠メカニズムの解明に応用が期待できる」と話している。
開発した「ファスター法」は、脳波と筋電図のデータを特徴ごとにあらかじめ分類したり、分析する脳波の周波数を大幅に増やしたりすることで自動判定できるようにした。データの目視確認を省略し、時間も短縮した。マウスを使った実験では90%以上の確率で睡眠の深さを判定し、有効性を裏付けた。
砂川さんによると、睡眠には深い眠りで脳と体が休んだ「ノンレム睡眠」と、浅い眠りで脳が活動している「レム睡眠」がある。覚醒を加えた睡眠状態の判定は従来、脳波と筋電図を人が目視で確認。判定に1~2時間かかり、間違う可能性も避けられなかった。(山陽)
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