中国で鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)の人への感染が世界で初めて明らかになってから7日で1週間。中国は世界保健機関(WHO)などと連携して大流行の阻止へ全力を挙げている。ただ感染源は分からず、人から人に感染するのかも不明だ。各国は未知のウイルスの拡大に備えて動き始めた。
感染者は上海市と江蘇、浙江、安徽各省の中国東部に集中。6日も上海市で新たに2人が確認され、死者6人を含む18人に増えた。高齢者から幼児まで年齢はさまざまだ。一般の風邪に似た症状で診察を受け、その後急速に状態が悪くなった人が多い。
他の地域に飛び火する恐れがあり、当局は習近平共産党総書記(国家主席)の指示のもと、感染者情報の収集や患者受け入れ態勢の準備を全土で展開している。
感染症対策を担う国家衛生計画出産委員会は、中国にあるWHOの出先機関と協議し、海外諸国とも連携しながら対策に取り組むと強調した。
上海市の複数の市場では、ハトやニワトリからウイルスが検出された。当局は感染者のウイルスと「同源の可能性が高い」とみており、業者から話を聞いて仕入れルートを追跡。浙江省杭州市の感染者が買い物をした同市内の商店のウズラからもウイルスが検出された。各地の当局は生きた鳥を扱う市場を閉鎖し、鳥を殺処分するなど、封じ込めに躍起だ。(山陽)
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