Monday, April 08, 2013

鳥インフル新たに3人、計21人、上海市長に試練


中国の上海市と安徽省は7日、鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)の感染者を新たに計3人確認したと発表した。中国全体の感染者は死者6人を含む21人に増えた。多くの感染者が出ている上海市の楊雄市長は感染防止策の徹底を指示。事態の拡大を防げなければ政治的な失点になるため、市長にとって大きな試練となっている。  上海市で感染が確認されたのは3月25日に発症した59歳の男性と、同29日に発症した67歳の男性。安徽省が確認したのは同28日に発症した同省亳州市の55歳の男性。亳州市の男性は生きた鳥を販売する仕事をしていた。  楊市長は6日、複数の市場を訪れ「ウイルス対策をさらに進め、情報を公開して市民を安心させなければならない」と指摘。食用の生きた鳥の販売禁止措置を徹底するよう指示した。  中国では災害や大事故、感染病などで対応を誤ると責任者の政治的立場が危うくなる。2003年の新型肺炎(SARS)では、当時の衛生相と北京市長が更迭された。  2月に就任したばかりの楊市長に対しては、共産党の長老である江沢民元国家主席が市長就任をねじ込んだとの冷めた見方もある。楊市長は「上海は大都市で人口も多く、間違いは許されない」と話し、何としても事態を乗り切りたい考えだ。(山陽)

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