中国で鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)問題を所管している国家衛生計画出産委員会などが世界保健機関(WHO)と4月に実施した合同現地視察調査の報告で、軽症または発症していない感染者が多数出ている可能性に言及していることが19日、分かった。
これまでの感染者は死者36人を含む計132人。中国本土の感染地域は上海、北京2市と江蘇、浙江、山東など8省に広範囲に拡大したが、感染源が未解明なため、専門家からは、症状が表れない感染者の広がりを指摘する見方も出ていた。
報告は、中国の衛生当局とWHOが4月18日から24日まで上海市などで行った視察調査に基づき作成。衛生委がホームページを通じて公表した。
それによると「今なお多く残る不確定要素」の代表例として、重症者の中に都市部に住む高齢の男性が多いことを例示。こうした重症者は「季節性インフルエンザと同様に軽症または症状が出ていない多数の感染者の中の氷山の一角で、症状が悪化した感染者の一部」である可能性を指摘した。
報告はまた、感染源はニワトリなど家禽の飼育場である可能性が高いとの見方を示した。
ただ、報告は飼育場の家禽類からは同型ウイルスの検出例はないとも明記。(山陽)
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