大分県別府市と九州大病院別府病院などは21日、65歳以上の市民2万人を対象にした「温泉と健康アンケート」の中間発表で、温泉を毎日利用する人は脳卒中や心筋梗塞、狭心症の割合が低いと明らかにした。同病院は「温泉がこれらの病気の予防につながっている可能性がある」としている。
アンケートは昨年11月から別府市や同病院などが共同で実施、温泉の利用頻度や既往歴などについて約1万1千人から回答を得たところで中間発表した。
その結果、毎日温泉に入る人のうち心筋梗塞や狭心症の経験者は約6%だったが、毎日入らない人は約8%。脳卒中では約2%に対し約3%と、わずかながら毎日入る市民の方が病気にかかるリスクが低かった。
病気に対する温泉の効果はこれまではっきりと証明されておらず、同病院は「裏付けられれば、新たな治療の可能性が見えてくるかもしれない」と期待を寄せている。
今後、泉質との関係なども詳しく調べ、2014年度中に最終報告をまとめる。(山陽)
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