口の中や手足に小さな発疹が出るウイルス性感染症「手足口病」が、乳幼児の間で全国的に流行している。国立感染症研究所の6日までのまとめでは、全国約3千の小児科定点医療機関での累積患者数が年間13万人を超えた。厚生労働省は「感染を広げないように手洗いなどの予防策が重要だ」と注意喚起している。
最新の7月22~28日の週の速報データでは、全国で2万7773人の患者の報告があり、今年の累計が13万3802人となった。この週の1機関当たりの患者数は8・83人で、過去10年で最大の流行だった2011年(ピーク時に11・0人)に次ぐ流行となった。
都道府県別では埼玉(18・42人)、東京(15・75人)、香川(14・45人)、山梨(13・04人)、新潟(13・03人)の順に多かった。
厚労省によると、手足口病は便やしぶきなどに含まれるウイルスを介して感染するため、保育施設や幼稚園で集団感染するケースが多い。感染すると3~5日の潜伏期間を経て、口の粘膜や手のひら、足の裏などに2~3ミリの水ぶくれのような発疹が出る。患者数のピークは夏だが、秋から冬にかけても発生する。
感染しても高熱が続くことはほとんどなく、数日で回復する。まれに髄膜炎や脳炎といった合併症で重症化することもあるので注意が必要だという。(山陽)
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